真性包茎は切らないと治らない?治る包茎と治らない包茎が知りたい!
成人していれば真性包茎は自然に治ることはない
真性包茎が治るかどうかは年齢によって左右されます。未成年の真性包茎であれば成長するにつれて治ることがほとんどですが、成人後の真性包茎は基本的に治りません。20歳に達すれば身体の成長は止まることが多く、これは陰茎にも言えることです。
子どものころの陰茎はまだ成長過程にありますので、将来的に真性包茎から仮性包茎にシフトしていくケースは多々あります。
子どもの真性包茎は特段に重症な症状でなければ放置しても問題ないことが多いです。治療を受けるべき包茎は、癒着を起こしている、泌尿器のトラブルが多発するなどの症状です。仮性包茎だと切らない治療法もよく行われていますが、真性包茎に関しては原則として切る治療法で改善していきます。
未成年の真性包茎は包皮を一部だけ除去し、成人後の真性包茎は亀頭がフルに露出するまで包皮を切除するのが一般的です。未成年の仮性包茎に関しては、ほとんど心配する必要はありません。
剥けない真性包茎の問題は手術で治る
仮性包茎は毎日包皮を剥く習慣を繰り返せば、自然と治ることが少なくありません。医療機関でも仮性包茎に関しては治療は必要なしと判断するところが多いです。見た目が悪いので不安という男性はいますが、陰茎をパートナー以外に見せることはほとんどないことです。
パートナーとの性行為の際には、あらかじめ包皮を剥いておけば問題ありません。一方で成人しても真性包茎の状態にあるなら、40代になっても60代になっても治らないと考えてください。
仮性包茎は自分で剥いて治せることが多いですが、真性包茎に対して同じ処置をすると包皮が避けてしまう可能性があります。また包皮の裏側が切れたり、包皮が張り切って亀頭が圧迫されたりする場合もあります。
真性包茎は保険適用になるクリニックが多いことからも、治療するべき緊急性の高い症状と言えるでしょう。成人後に自分で工夫して解消しない包茎は、切らないと治ることはないと考えてください。
まとめ
包茎のなかで最もやっかいな真性包茎は、切る方法でないと治せないことが多いです。成人しても子ども時代のころと陰茎の状態に変化がないならば包茎手術を検討してください。包皮を剥けない状態は正常ではなく、陰茎の損傷を招いてしまうこともあります。
仮性包茎は切らずに対処できるケースがありますが、真性包茎の多くはメスによる手術が必要になります。20歳に達した状態で包茎の状態がどのように変化しているかで、治療をするかどうか決めてください。